明王朝を建国した太祖洪武帝は、景徳鎮に宮廷専用の窯を設けました。
宣徳期の青花(染付)は南方から輸入された蘇麻離青と呼ばれるコバルト顔料により、鮮麗は色味を得て「明代随一と称されます。
堂々、天地45cmのひとかかえほどもあるこの瓶は、正面と側面の眺めが大きく変わる扁平な器形。青藍色の大海の波涛紋に、躍動する純白の龍を浮き上がらせ、ウロコ1枚1枚まで丹念に手彫りされています。
龍は中国の想像上の生物で天と地と水を支配するといわれ、皇帝に関するものに用いられてきました。明の青花の最高傑作といわれる名品を再現した絶妙な味わいの作品です。

商品画像①
china_t002_b
商品コード ch1002
概寸 高約45cm x 口径約8cm x 底径約14cm
備考 景徳鎮御窯 製作
標準価格 386,000
ご提供価格 325,000円(税別)